詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
蓮華汁匂う田道を我が家へと一足ごとに蛙鳴くなり
13
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みやこうまし
病むなかれと思えど老いるなかれとは 言えぬ悲しさ初めの終わり
13
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村上 喬
夏空にたなびく白いティシャツに白妙などと口ずさむ午後
18
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彌生
たのしみは 電話の向こうで駆け回る猫の仔たちの声を聞くとき
5
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詠み人知らず
雑草の一つひとつの名をあげて 草取り止める不思議な淑女
17
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塵々
俺だって「結婚しなよ」と言われるが、男性蔑視にならない不思議
7
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ふきのとう
芋を掘る友と出会えば豊作に汗を光らせ笑顔を見せる
19
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すばる
濡れた髪結ったうなじの頼りなさ 月に照らされ闇に輝く
16
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秋日好
動物園我が物顔に住む猫は日向に伸びしてみんなを癒す
9
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はだし
扇風機を弱にしてよむ 雪国へ越した友だちからの手紙を
19
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紫苑
樹のうれを抱くほむらよ丑満つのかほ思ひつつ夜爪を切りぬ
12
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村上 喬
暗がりに天狗ひそみて羽うちわをふりおろしたり やつでの実はふる
23
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灰色猫
雨の中ぽつんとひとつ捨てられた 黒板消しが洗われていく
11
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灰色猫
アマガエル おんなじ雨を浴びてやる 絶滅なんかするんじゃないぞ
12
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高橋なぎさ
星月夜 きみに愛され憎まれて刺されるのなら前からがいい
4
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詠み人知らず
地蔵盆 夜店並びて 子がはしゃぎ お寺を死から 華やぐ生へ
4
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へし切
時計草手折り記憶の旅に出るあの日の君が微笑んでいる
37
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へし切
欲深き人の行い怨むよな荒ぶる空の嘆きが聞こゆ
20
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すばる
「おかえり」と二つの声がこだまする パパと呼ばれてもうすぐ二年
20
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みやこうまし
追い求めきたりしものは 何ならん 歌に打ち込む 今日の生き甲斐
19
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