詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
どらすた
死がいつか 二人を別つ 時までは君が為生き 君が為泣く
5
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どらすた
君となら 全て愛しく 見えるんだ喜ぶ顔も 涙でさえも
4
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詠み人知らず
壊されしアパート跡地広がりて老婦が一人雪掻きしおり
19
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イマココ
長閑なる 休日の午后 佇みしミルクティ色の犬と目の合う
4
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弥生
アキアカネ秋を感じる孫の横 敬礼したる祖父は神風
4
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紀一
お母さん、呼ぶ声喰らふ銃声に成つてはならぬ日本の子らよ
2
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詠み人知らず
何事も字面を知るは易きとも悟り難くし行は險しく
9
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詠み人知らず
過去と他人は変えられぬと言う人あり 我を変えし他人もあり
3
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詠み人知らず
ぼんやりと海を見つめる車窓には涙のような雨粒ひかる
12
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みなま
「ただいま!」の次に「合格通知来た?」はやるな吾子よ果報は明日だ
13
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ふきのとう
糖尿の疑い晴れてぜんざいを心おきなく食する昼餉
19
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テトドン
瞳には雪の白きと君が肌君を追う目はこれ罪なりや
1
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テトドン
上の空 空を見てればいいじゃない それも大事な一コマだから
4
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みなま
前髪のピン止めむしり息をつく面接試験終えし娘は
16
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へし切
風なくも独りゆらゆら独活の花あらぬ喩えも知らぬげに揺れ
33
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らてん
サンタさん ことしもよいこにしてました どうして来んの セピア色のパパ
5
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片井俊二
うつむいたエリート達がビルの中へ吸い込まれる大手町の朝
1
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片井俊二
年が明け梅雨に入ってもう六月 「まだ」と言わない理由を捜す
2
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詠み人知らず
あと五分夢であいつと絡むんだ 二本の針に請う七時半
3
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詠み人知らず
棘々をぶちのめしたい午前二時 大物狙い貼る鼻パック
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