団右衛門のお気に入りの歌一覧
コーヤ
暮れてゆく 心の中の 呟きを今年の歌と 紡ぎ納めて
20
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へし切
年の瀬に柚子の香かほる湯に入りて凍てつく冬の吾が身を愛ふ
21
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只野ハル
もったいないみっともないがせめぎ合い宙ぶらりんの傷んだ古着
17
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夢士
行く先は同じホームと知りながら近道走る青春の時
22
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恣翁
寒月に 骨ばかりなる木立越え 禊しつがに星の冴えけり
18
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コーヤ
冬枯れの冷たき風の吹く庭にポインセチアの赤が眩しく
16
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綾翔
膝抱へ泣き暮す日の長けれど どの窓邊にも朝は來るらし
10
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林林
大掃除「ときめくもの」を残したら手離すものに感謝のことば
24
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林林
あの人を思って涙枯れたあと笑顔の花を空に送ろう
18
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詠み人知らず
良し悪しは気持ち次第で変わるもの 言い聞かせては 深く息する
18
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詠み人知らず
なぜ君は恋の山場という夜に タコ焼き屋へと わたしを誘う?
17
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雨貝まつり
彦星に逢えぬ彼女の腹いせか待ち人は来ず街は濡れゆく
1
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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へし切
かくれんぼさがし疲れて老い白髪涙にかすむ君が面影
50
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
155
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詠み人知らず
人の死は散った家族を一堂に 集めるための 最後の仕事
29
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晃
故郷に帰れないのは恋をした あの日の僕が泣いているから
3
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へし切
冬なのに木瓜よおまへも惚けしか季節を知らず花咲かすかな
26
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林林
山茶花の蔭で鬼待つかくれんぼ花びら集めお山にしつつ
20
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矢車菊
つぶやきがこぼれてしまわないように集めて歌に繋いでおこう
16
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