卯月のお気に入りの歌一覧
むぎたうろす
なのはなのたねばらまかれたるゆえにあたりいちめんなのはなばたけ
12
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紫苑
紅海の道を閉ざせば溺れゆく一兵卒に罪のありしか
6
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あんて
傷一つ増えても何も変わらない ガラスの破片を素手で集める
26
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キタハラ
五寸釘うちこむように歌を詠むみんな不幸になればいいのに
15
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悠々
はじめての罪の悦び火と燃へてのちに冷め果つ出會ひの戀よ
2
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あき
薄荷味つれない君をひとり待つ残りものにはできれば福を
4
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紫苑
明け方に訪ひ来る人と戯れに食める林檎のかくも甘かり
11
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はな
どれくらい泣いたら、または笑ったら、きみを傷つけられるんだろう
12
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紫苑
恐らくは離る人ならむ盲ひたるゲルダの頬に雪のくちづく
6
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葵の助
はろいんはかぼちゃの祭りなのかいと煮物を作ったばあちゃんが好き
16
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市川ありさ
奪われるように抱かれて乱されてほかの誰かのものなのね、君
2
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紫苑
ひとを恋ひ惑へる果てに渡りえぬ川に渡せる夢の浮橋
24
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ほたる
三日月を空から取ってくれる人 青い魚を胸に飼う人
15
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あき
舞い戻る実家暮らしの不自由は部屋とトイレが遠いってとこ
12
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そらの珊瑚
彼岸花私が忘れた約束を覚えていて下さったのですね
5
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秋ひもの
西日さす、私の朝は置き手紙 お茶にしましょう、日が暮れるまで
13
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白川剛
生意気な長生き猫とこれからもことあるごとに言い続けよう
2
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あそびくも
たそがれの駅に小さな荷を下げた父は背中でぶんと手を振る
7
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高島津 諦
君が今使ってくれてる包丁で私は先週手首を切ったよ
3
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Coo
病院のエレベーターに我ひとり危篤の電話は真夜中に鳴る
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