詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朔夜
君がため蕾ほころぶわけじゃなし吾がため散らすわけでもないし
6
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朔夜
真っ直ぐに歩まなくてもよいのだともっとはやくに気づいていれば
10
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沙久
「好きなだけ、後悔なさいよ」神様が低い声で言う私の頭上
24
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工藤吉生
几帳面こころがけてる人の目にそれを求める強迫を見る
15
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工藤吉生
噛む加減知ってる猫を 傷つける言葉の深さ知らないで抱く
25
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葱りんと
恋の歌 照れずに詠みたい そう思う 時点で既に フィルター越しで
16
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富鴨
初恋のひとの記憶が薄れゆく ぼんやりとした悔いだけがある
38
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へし切
愛しきやしわが撫でし子の双葉より五月雨あけば常夏の花
19
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ながさき
「祈り」とは 負けない勇氣、うなだれる 自身の弱さ 叩き出す所爲
25
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inosann
「貴方には売り上げ期待してない」と自分の意識が自分にささやく
9
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へし切
咲きそめて梅雨入り告げる立葵 見上げば今にも泣きそうな空
21
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詠み人知らず
思い出は意図して作るものじゃなく 過ぎ去ったとき そこにあるもの
40
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恣翁
こぼれ雨 蓮の葉に似て 骨に張る油紙に バラバラ音を立てたり
17
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沙久
期待することも期待されることも なければどれほど楽に生きれるか
15
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詠み人知らず
人の死は散った家族を一堂に 集めるための 最後の仕事
29
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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恣翁
一粒の真珠のごとく 水敷ける湖心に映えて 月の点れり
23
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ながさき
建設は 死にものぐるい 死闘なり 破壊は全て 一瞬のこと
19
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折代架夜
爆音で音楽流してふと止める 包む静寂 わたしはひとり
1
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みん
みんなから絶賛されるあの人が胡散臭くて好きになれない
12
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