雲海のお気に入りの歌一覧
日向猫
噛み過ぎて短き爪の次男坊 もっと自分を許して良いよ
30
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恣翁
肩を寄せ 雪ゆ変はりて打つ雨の音を 聴きたる土曜日の朝
29
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詠伝
淡雪のはばむ朝は重力に逆らわないで下り坂ゆく
12
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みなま
坂の上きみとはる待つ心地して吹き抜く風にいざこと問わん
16
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みなま
空色の車から手を振る夫は手を振れるのみ乗れとは言わず
21
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恣翁
歩みたる二人追ひ来る明月を 今宵 漏刻急かし給ふな
23
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夢士
吹きすさぶ風雪去りて雪の原陰影の様月面のごと
10
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へし切
風なくも独りゆらゆら独活の花あらぬ喩えも知らぬげに揺れ
33
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デラモルテ
望月の過ぎて見えざる十六夜に躊躇う春の止まぬ雫音
22
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詠み人知らず
名神でレドツェペリンを掛けながら 時速80 大人の走り
13
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南美帆
強風を避けるふりして腕絡め海岸沿いを歩く二人で
7
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詠伝
つけたての石油ストーブ冬のにほひ こんなところで死ねたらいいな
12
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紫草
冬空の青く映れる坂道を下りゆくなり口笛吹いて
21
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ふきのとう
健診の異常はなしとの回答に胸なでおろし自信もどりぬ
12
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詠み人知らず
恨めしく富士を隠すな箱根山 雪を湛えたその美しさを
3
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詠み人知らず
褐色の甘い菓子など好まぬが 呉れる相手によっては変わる
14
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詠伝
延期でもいいかと思える程度には君への愛が足りない冬です
12
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inosann
強風にあおられそうな車中での娘と契る家族の絆
15
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デラモルテ
なめていたやつぱり冬をなめていたどうにもならないどうにもならい
18
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詠伝
忙しい君ゆえ都合はいくらでも合わせますおニューのスカートしまう
7
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