雲海のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
鹿ケ谷法然院の静寂を寡黙なる子とともに訪ひし日
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恣翁
「オープン」の札 戸に斜に掛かりけり 「寄っていくの」と然も問ひた気に
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inosann
義母つかうベッドテーブル届く日に笑顔うかべば暗雲薄らぐ
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詠伝
マスク越しに君が香るということはヴィールス絶賛吸引中です
9
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南美帆
言われても嬉しくないの甘くても冷めたココアのようなざらつき
22
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へし切
我が夢を叶えし息子誇らしく学位を取りて講師を勤む
25
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inosann
この世では十数年の付き合いの遺影には無い父の顔偲ぶ
16
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へし切
限りなく奴隷制度に逆戻り経験積めず誇りも持てず
19
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詠伝
テレビを観ておんなじところで泣いたから君とは生きていける気がする
21
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夢士
災難に見舞われて知る心の痛み人の親切温かさを知る
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詠伝
ときめきは仕舞っておけないものだから夢のまんまでいい夢もある
17
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へし切
遣る瀬なく一年毎に歳をとり染まぬ区別を受くる身となる
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舞
子を抱いて買い物袋両の手に颯爽とゆく母は逞し
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詠み人知らず
小学校トラウマ作り今もなお 体操服を忘れる悪夢
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詠み人知らず
庭の隅 最後の西陽あたるとこ「正気保て」とひとり佇む
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南美帆
好きなとこ真っ直ぐ求めてくれるとこ嫌いなところキスで飲み込む
8
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ふきのとう
糖尿の疑い晴れてぜんざいを心おきなく食する昼餉
19
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みなま
前髪のピン止めむしり息をつく面接試験終えし娘は
16
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桜園
亡母のこと近頃やたらに思い出す年をとりしせいかもしれぬ
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inosann
さざ波が春の陽を受け飛び跳ねてキラキラ光る駿河の海に
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