雲海のお気に入りの歌一覧
へし切
春なのに浮かぬ顔して梅の花思わぬ雪に溜め息をつき
28
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inosann
先人の季節と共にある暮らし慕いてたべる節分の豆
18
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恣翁
無関心を装ひ 少女は 羞じらひと思ひ上がりから 吾に外方向く
18
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桜園
福豆をたきこみつくりしまめごはんありがたくいただく立春の朝
17
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詠み人知らず
冬型の気圧配置が続きます 手帳ハンカチさあ出掛けよう
10
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詠み人知らず
さっきまで父をやってた鬼にむけ幼子豆を叩きつけをり
16
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京都市民
「どちらまで?」警官我に問いにけり大根持ったテロなぞ居るか
8
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詠伝
恋敵消してきたって自白すら無視され返り血さみしく滴る
7
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inosann
上役の禿げの具合が良く似てる磯野波平 目の前にもいる
10
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舞
誰を待つ俯く頬の黒髪をかきあげもせず美しきひと
10
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夢士
リストラの風に吹かれて散る君は隣の枝の切らるるを見て
11
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詠み人知らず
重なった山々と宙の隙間から 射す陽光を拒む者なし
16
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inosann
「我思う故に我あり」に「不安あり故の不安」とデカルトに学ぶ
13
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へし切
つくしんぼ枯れ草のなか首竦め春はまだかとのぞき見してる
21
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へし切
豆撒きをすることもなき節分に福来るかと恵方を望む
22
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詠み人知らず
大都市のコインロッカー早朝に ゆうべ別れた 故郷を詰める
23
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詠伝
洗浄の過ぎたる温度設定にカグツチ生せるイザナミおぼゆ
7
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詠伝
年男なる父ぞ撒く落花生年の数って莢だか粒だか
13
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詠み人知らず
急坂は先を見ずして足元を見つめ歩めよ我が人生も
10
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詠み人知らず
心から愛しているという嘘が たぶん世界でいちばん多い
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