光のお気に入りの歌一覧
へし切
人生の船出はときに険しくも希望のあれば越ゆる荒波
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遊糸
幼子が月つかまえたと走り寄る バケツの中で光る水音
15
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ほの香
色褪せて他が袖ふれし辻が花 浮世の辻で定め計りつ
7
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舞
指先に触れて冷たき黒髪の貴女を想う雪積もる夜に
17
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へし切
チンチンと 路面電車は 音を立て異国情緒の 街を行き交う
8
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へし切
仰ぎ見る冬の夜空の星々は煌めき澄みて頭上に迫る
18
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南美帆
携帯は心の箱ね震えれば好きな人からかしらと思う
6
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仔柚
大胆なことは想像するだけで往復切符が精一杯
5
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紫草
冬の月白く照る夜に猫のこえ地上をころがり草むらに消ゆ
15
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みなま
春おもうこころ今日からゆるされる届いた薔薇の苗ほどきつつ
19
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詠み人知らず
年賀状書き終へホッと眺むれば拙き文字に出す意の失せる
5
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みやこうまし
赤々と山茶花咲きて頼もしや その熱情が冬を支える
11
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紫草
野良なれどからめ取られし温もりの炬燵憶えて家猫となり
20
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ほの香
正しくは逆旅と読むを人生の逆旅ならば修正箇所有り
6
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詩月恵
薄れゆくきみの痕跡なぞる指ふるり震える心が冷える
10
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ゆうくん
粉雪は 冬の羽衣 裸木に 贈る聖夜の 空を舞うため
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日向猫
心から 点 点 点 を取り去ればただの曲がったたよりない線
24
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詠み人知らず
冬なれば雪降る日には雪を見て北風吹けば襟立て歩む
16
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ハル
「満たされない気持ちになるのは入れものが大きいからだ」と笑っていたね
20
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新月
好景気? アベノミクスに 背を押されもう一万円! 年末ジャンボ
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