ほの香のお気に入りの歌一覧
紫苑
ひとふでの砂絵にこもる祈りこそとなりびとへの思ひとぞ知れ
20
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詠み人知らず
五月尽それが私の生まれた日 ちょっとゼイタク鯛のアラでも
14
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水ノ衣
爽やかにされど細やかに吹く風よ共に生きよと囁き行くか
19
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秋日好
受信簿の詠み人知らずどれほどに哀しきことか知つてゐるので
11
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紹益
月明かり バチを踊らす 若衆の 鍛えし背に 光る玉汗
23
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inosann
「バシャバシャ」と聞こえるように水浴びる鳩の姿が遠くに見える
17
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日向猫
こころには心の終の棲家あり現身の在る場所とはべつに
46
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詠み人知らず
「ありがとう」一回言えばその度に心に温もり優しく溜まる
10
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へし切
男気と引くに引けないその時は己が一分貫くばかり
25
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紫苑
かの薔薇は朱に染まりぬ。ぬばたまのこよひ五月の雨に抱かれて
15
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あまおう
鼻歌で 疾走してた 信号は 三つ先まで ミントグリーーーン
19
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日向猫
地を駈ける白馬の騎士にはなれずとも 愛を俯瞰す 天翔ける鳥
30
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たみお
水引きも 済んで大空 映す田の 澄んだ水面に 息吹芽生える
9
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芳立
あまき雨ひと夜ぬらして草の香のたちこむるころ遠からぬ夏
9
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詠み人知らず
改札の向こうで小さく手を振って そんな演出一度はしてよ
12
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南美帆
真夜中に花とケーキを携えて逢いに来たのは王子様かな
11
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美津村
噴水は北に東に吹き乱れ向き定まらず虹定まらず
16
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詠み人知らず
夜半過ぎ呪いの音が落ちてくる消えた文字列しかばねの列
10
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詠伝
年ごとに何やと覚ゆ紫を見顕したり菫の群生
9
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紫苑
風の引く斜線のゆれてあまびこのやさしき音の窓を拍ちをり
14
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