ほの香のお気に入りの歌一覧
小林道憲
こころみにさびしき愁い人問わば 梅の実熟るるころの雨降り
31
もっと見る
紹益
空の色 海の色にて 染め上げし きりりと結ぶ 青い鉢巻
26
もっと見る
朝がお
母を連れそのやさしさに私への深いやさしさの原点を見る
8
もっと見る
朝がお
おやすみとおはようメールが交差する時を超えゆく愛は魍魎
12
もっと見る
朝がお
はかなくも邯鄲の夢世にあらず夢追う力ここにありとぞ
10
もっと見る
舞
長くなる影追いかけた校庭の夕焼け雲は変わらぬままか
8
もっと見る
詠伝
朽ち果てた冬の残滓を切り落とし重い想いに別れを告げる
16
もっと見る
灰色猫
雨音に包まれながら筆を置き心を旅する仲の夏の夜
14
もっと見る
inosann
辛き事すぎれは記憶となりにけりか 老婦の語る「十年はすぐ」に
25
もっと見る
朝がお
あさがおの栞のうらに墨を載せ忘れないでと本に挟まる
12
もっと見る
詠み人知らず
人よりも立葵の花おほく咲く村の旧道梅雨に入る頃
18
もっと見る
大埜真巫子.
真摯な ひとが好きだ 生きるとき そういうひとは裏切らないから
26
もっと見る
小林道憲
青蛙跳ねて時折戸に入りぬ 日連ね雨の降りつづくころ
33
もっと見る
あかる
たわむれに君の残した足跡を しばしとどめて夕凪の浜
14
もっと見る
詠み人知らず
荒っぽい黒人ジャズの奥底の陽気を求める悲しさを聴く
14
もっと見る
詠み人知らず
母の言う「傘持ったかい」の口癖を曇り空にはふと思い出す
38
もっと見る
inosann
優しげに見上げてくれてるタンポポはうつむく僕の太陽みたいだ
34
もっと見る
大埜真巫子.
螢舞う あの季節とあの場所と手を繋いでた あなたの温度
20
もっと見る
へし切
言の葉の泉のほとり佇めば優しさ溢れ癒されもする
32
もっと見る
美津村
数人を下ろして電車は発ち行きぬ行くての町には幸あるごとく
17
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[144]