浅草大将のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
太刀は枯れ 去なば野山の 峰に負ぶる 松戸し聞かば 今帰り混む
11
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車男
朽ちはてし落ち葉のごとく蟷螂の骸は暮れの凩に飛ぶ
16
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メガネ
おだやかな光に包まれ生まれ來し美幸のいのちよ健やかにあれ
15
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由良
果ての月垂れこめる雲重くとも想ひは遙か君のもとへと
5
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板じい
雨風の きこゆる空に かざしてむ 色の千種に 散る葉に花を
6
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仁 呼
夕映へを 月のあかりで 薄むれば 淡き琥珀に きみを染め上ぐ
8
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東大寺
朝霧の 海を眺めし 夜明け前 心の傷を 涙で隠す
9
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粕春大君
冬枯れの野におく霜にひさかたの天つしるしと照る月夜かな
22
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紫苑
胸底に熾火の如く隠れ萌ゆ我が曼珠沙華何時咲き狂う
18
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リンダ
夢でさえ取り残されて立ち尽くす冬の夕焼け空を染めゆく
12
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裕月
やわらかな鈍の空から落ちる雪すべてを包みこむまで積もれ
4
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東大寺
晴れ渡る 雲なき空に 吹き抜ける 風の香りと 君の想い出
8
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弦跳
願はくば潮滿珠を得てしがな 泪の海に我も沈まん
7
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白亜
青空に 映える紅葉の紅を こころに留め 静かに燃やさん
3
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みかなぎ
薄雲に影奪はれし宵の夜の湖水に映るわが身一人か
7
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宇津之宮
手放せし 戀の幾多も ありけるを 手放さざりし 思ひ出もあり
6
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車男
冬枯れの梢に揺れるもみじ葉を柔らかき陽が射して労う
17
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仁 呼
觸れるだけ ただそれだけで 目眩く昂揚おぼえし 君のくちづけ
6
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