午のお気に入りの歌一覧
紫乃
部屋の隅 「孤独」という名の毒薬に喰い尽くされて心髄は逝く
4
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詠み人知らず
失恋をした時にだけ仲の良い友人がもう花嫁になる
8
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紫苑
身のうちに残んの卵をかぞへつつげに八月のカンナは燃ゆる
8
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詠み人知らず
小糠雨のなかを泳いでゆくからだ進化論をさかのぼる夜
4
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あき
オッケーをもらってないし誘ってもないけどすでに服は決めてる
32
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なな生
他の子と笑うあなたを見るたびに緑の眼した怪物になる
12
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垂々
春は苦い 苦すぎるからサクラ色現像液にひたす思い出
27
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垂々
葱を背負う筋力のないカモですがうまく騙していただけますか?
5
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詠み人知らず
えいえんのあいとかないよほんとうのわたしをしればきみはでてゆく
9
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のびのび
さっきまで冷凍殺菌してたので冷えた言葉ですが無害です、たぶん
7
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みなま
翡翠の背に朝の陽のかがやきて鳴き交わし行くつがいの軌跡
11
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あき
愛だけが欲しいわけではないのです愛を理由に全てください
30
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垂々
傷跡が雪でありますように。春、きれいに溶けて消えますように。
34
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更紗
道ならぬ 恋に終わりを告げた朝 窓を開ければ一陣の風
50
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夏恋
君は逝き猫の町へと消えたのだ文字通り棲む世界が違う
13
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夕葉
ほっぺたにトンボがとまるなんてことあるんだろうか「ないよ」ないかな?
1
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みなみぐち
冷えてないビール同士で寄り添えばなんにも期待されないふたり
46
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垂々
「ここにいろ」言われていつもいつまでも帯分数の右側にいる
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