午のお気に入りの歌一覧
高島津 諦
あの夜に、幸せ一つと悲しみを四つ話したのは、わざとです。
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秋ひもの
流木を拾い言葉を刻みまた流す静かな人たちの森
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@
瓶詰めにした月光を送るから地球の樣子を教へて。敬具
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しづく
あたしまだ負けるわけにはいかなくて今日はひたすらシャワーを浴びる
14
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村木美月
とめどなく涙落つ日も燃えるゴミ燃えないゴミを分別している
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みなま
しずまれる古城の塀の崩れたる中にあなたと佇む青が
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垂々
「人」の字の短いほうが消息を絶った 地面がぬかるんできた
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遠井 海
上は「まーん」下は「あっぱー」赤ちゃんのこころとことばに乗ったあんぱん
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更紗
掌の温もりが残るそんな朝君が名前を呼んでる気がする
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詠伝
人とひと、まっすぐな線で結ぶことしかできない私に星はやさしい
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詠伝
君への愛遺せなかった夏虫を弔うために秋はあるのだ
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紫苑
こひびとの頬にも似たり宵の灯をあはく透かしてさよりの並ぶ
10
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遠井 海
嵐などなかったような青空の下横たわる道路標識
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いり子
もうこれで安心ねって消えて行く青鬼つかまえ抱いてあげたい
14
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紫苑
うすく血のにじむ気配をなかぞらに黙せばいまだ傷つかぬあさ
10
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なな生
自意識が頬を伝って落ちていくそんな貴方を好きになったよ
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みなま
人でない少女の歌をカラオケで切なく歌う娘乙女であれば
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更紗
言霊に乗せてあなたに贈りたい小さな剣と一輪の薔薇
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
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なな生
優しさや温和がウリの彼の目は諦めたよな色をしている
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