朝がおのお気に入りの歌一覧
ほの香
触れもせで日暮れに迫る柑橘の熟れし匂ひに孤燈包まる
12
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小林道憲
山鳥は木の間隠れに語りたり 移る陽射しものびやかにして
13
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ほの香
自然界 摩、魅、霧、瑪 むらさきいろの華みどりに溶けず懸想が尖る
13
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ほの香
薄衣で待てど来ぬひとうらめしく忍び音の夜あさきゆめみし
23
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ほの香
情夢賭け出逢いの神に委ねれば巡る季節に虚像を崩す
9
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ほの香
胸中に卯浪寄せては東風も吹く望郷の伊勢の汀清く在り
6
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片井俊二
月光に照らしだされる吸殻は踏みつぶされし、DNAと
4
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小林道憲
畳なわる春の山々越えくれば 祭り近づく村々の見ゆ
12
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あまおう
知らぬ間に 降る霧雨に 気がつけば いつからか好き どこからが恋
23
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宮花楓
パレットの上で溶け合う赤黄青キャンバスに咲く花の可能性
7
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宮花楓
これまでは私の人生これからは貴方と私の為の人生
8
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みやこうまし
かくなるとは 思いもよらぬ絆かな 認知の妻と運命分かつ
29
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紹益
我が事を せめて覚えて いて欲しい 叶うことなき 禁断の恋
19
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桜町
かぢをなみ渡りもあへぬ世の中は憂きこと多み沈みゆくなり
2
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舞
定年も見え来るほどに重ねたる通勤の日々可も不可も無く
4
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日向猫
いつだって我慢出来る子が我慢する 世の中そんな風にできてる
18
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夢士
人へらし事業すてゆく大企業これで黒字か会社経営
7
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へし切
老いぬれば愛しむ命のはかなきを思ひて刹那を大切に生きる
24
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詠み人知らず
暮れなづむ春の夕べの家路来し我をむかへて小望月出づ
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詠み人知らず
ご飯粒つぶさないようふんわりとおにぎり握るやさしさで抱く
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