高見澤マツノのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
八十路まで生きて来て戸をズガドンと閉める夜中の父が悲しい
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みやこうまし
御所歩き緑目に溜め持ち帰り夜にひもどき歌など作る
10
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詠み人知らず
柔らかい京の言葉の向うには 優しく強く脆い女あり
13
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たんぽぽすずめ。
オレンジの三日月遠き初キスのルージュみたいで目を閉じている
6
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遠井 海
おかわりを勧めるような気軽さで三人目は?と尋ねられても
18
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祐鈴
退職し 名刺、役職ない祖父を「セミまた捕れた」と孫ほめちぎる
4
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駒蝉
夕凪と呼んでいいやら 寂しさと呼んでいいやら 分からなくてさ
5
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紫草
懐かしきポマードの臭いに振り返り父を探すがそこにはいない
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小林道憲
いにしへの大王の功 大いなり御陵今は木々に覆われ
12
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紫苑
開かれしもじの関戸ゆこぼれ出づるかけらをいかで歌に紡がむ
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備前 大輔
風の中 己が映画に涙して現の夢より老匠は去る
5
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詠み人知らず
雨音の土曜の午後はサッチモと 山崎などが似合うものです
8
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詠み人知らず
遠くから猫の目通し見てるから 安心なさい お休みなさい
9
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詠み人知らず
瀬戸内のコンビナートに炎あり 明日も地球は回るのだろう
12
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浅草大将
葉は枯れよ花も散るべし葡萄の木世にひと房の実り残せば
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詠み人知らず
逃げようか雲の切れ目を降りてくる 光の束をに両手で掴み
14
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いちにのパッパ
世の中は何も変わっちゃいないけどあぁいい湯だよ明日夏休み
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詠み人知らず
猫がなく やかんないてる レンジがチン俺も泣きたい独身者
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もなca
買い換えたスマホと心が通いあう日が来るまでは無口な女
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祐鈴
心配も よく火をとおせば 大丈夫ゴトゴトゴトと、ハンバーグ煮る
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