備前 大輔のお気に入りの歌一覧
紫苑
Set Me Free 意思なきものとおもはれてなさぬ手のりの十姉妹なく
7
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浅草大将
肉ふたつ縛るくさりもあらばあれやがて一つにとけもすればや
11
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詠み人知らず
網棚に置き忘れたい口惜しさが 溜め息になる帰路の地下鉄
23
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詠伝
舞姫の七つのヴェールが隠すもの其は大罪か無垢なる悲恋か
5
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詠伝
どうか君気づき賜ふな息潜め閉ぢた瞼に寄せる憧れ
11
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恣翁
サボテンの紅き花に似る腫れ物は 恨み吐きたる死霊のごとし
16
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紫苑
まなうらにさざなみの立つはかなごと語らふやうにモネの睡蓮
15
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デラモルテ
朝影に身はうつろひて玉かぎる仄かに搖れし冬の玉の緒
9
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芳立
まほろばとたれか歌はむ盗まずに死にゆく人の多き八洲を
6
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恣翁
君が地の雪 花積むに似たるべし 白粉舞ふがに 我が梅散れば
26
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詠み人知らず
風の中に私は立っていた 風よ 教えておくれ 私の生き方
10
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恣翁
泡を噛む波 思はする白き指 楽を離れて鍵盤に舞ふ
32
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もぢずり
死にし子の空はいかにか冥かりしガラスに止まぬ空っ風の音
6
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もぢずり
幾月も供花の歌なく水無月の命日くるを知るや明眸
7
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浅草大将
かの岸をいまはの夢にみつせ川渡るはのりの舟のまにまに
7
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小林道憲
この冬は歳老いにけり しみしみと氷張る夜の凍てる静けさ
24
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デラモルテ
冬の野の小陽に咲ける水仙の春待つ戀ひは愛しきやしかな
8
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ほの香
雪宿の明かり障子引きあけて紅さし指でなぞるあはれも
8
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恣翁
我が君は好きがましきに 他所の花摘むとも 吾だに 決してな捨てそ
23
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日向猫
くたびれて傾き座るぬいぐるみ何を見ているガラスの瞳で
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