芦澤ノリコのお気に入りの歌一覧
もり
しあわせを菓子に例えるゲームして饅頭という暗闇を持つ
8
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もり
しあわせは円に潜んでいるらしいどこ座ってもあなたの隣
16
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もり
好きだとかしあわせだとか問うだけのきみの孤独をちゃんと知ってる
11
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もり
秋雨が染みて冷たい足元の日焼けしてない肌の余白に
13
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もり
陽炎がきみを歪めてみせるから鮮明になる涙のまるみ
11
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もり
夕立ちに既読の文字を眺めてる画数の分びしょ濡れになる
9
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工藤吉生
ありのままのオレはどういう奴なのか笑うと裂けるくちびるの皮
3
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工藤吉生
さみしくて語り始めた二秒後に歪んで嘘になるそれを知る
4
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工藤吉生
見上げても見えないつまり音だけの飛行機がいま居たんださっき
1
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ミツ子
ねえわたしどんなわたしになりたくてこんなところへ歩いてきたの
4
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ミツ子
なみなみと酒を注いだ杯にこの愛すらも流し込めたら
4
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あまおう
うわぁ綺麗! 本当に凄ぇー 綺麗だよ えーっ やだぁ、もぉ 花火がだよぉ
21
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佐藤晴
季節にも置いていかれた肉まんの熱だけがただわたしにやさしい
11
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みん
何分も迷ってたのにパソコンはためらいもなく送信しやがる
23
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詠伝
文字という快楽があり毒があり薬に出来るか自らに課す
18
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夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
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灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
305
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たんぽぽすずめ。
迷いつつ無駄な小枝を切り落とし作る楓と夏空の隅
21
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村上 喬
のみさしのラムネの瓶に残されたビー玉越しに海はひろがる
304
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みなみぐち
好きだって言えないかわりにつぶやいた「線香花火が消えないといい」
21
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