日向猫のお気に入りの歌一覧
夢士
帰り来て今日一日を振り返り老いたる我に一人笑いぬ
10
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五穀米
歩けない母が歩いて来ると言う臥しいしことも欺きなりし
5
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朝がお
絹単衣 道行きたずね もんしろは 帯より抜け出で夏を迎へる
10
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ほの香
彼は誰と明け易き季の夢見時肌掛け引き寄せそっと包まる
7
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詠み人知らず
パスタ屋で流れたメリケンパトロール味はともかく音センナイス!
9
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あまおう
特定の 秘密の保護に あたるから きみにも言えぬ 歌を詠む趣味
38
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詠み人知らず
宇宙より帰還する人あった日も行方知れずの星が恋しい
19
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へし切
然らぬだに老い身はつらく悲しきをなほも気遣ふ子らのしあわせ
20
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紫草
泣きながらうたた寝をしたきみの顔ぱんぱんむくんで可愛かったよ
11
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恣翁
江風の雨呼び 舟の涼しくて 蜜柑の花の香に酔ひぬらし
26
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みなま
そんなにもばらが憎いか白猫は今日も花瓶のばらを抜き置く
12
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みやこうまし
平熱とう安き言葉の尊さをこの十日間風邪ひきて知る
13
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みやこうまし
正論に根拠示さず反対す 劣等感と言う滲みごときもの
11
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夏恋
わたしならグーで殴って抱きつくわ妄想ですけど日向猫さまありがとう
13
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南美帆
満月は夜更けの道を帰りゆく 君を見守り追いかけ照らす
10
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夢士
みどり注す欅並木の風かほる歴史刻みし参道の木々
12
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五穀米
生涯を父に庇われ生きて来し母は社会と和するを知らず
7
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
73
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灰色猫
真っ白なA4用紙の真ん中に 愛しく円を書き下ろしていく
11
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工藤吉生
「犬のフン持って帰れ!!」が達筆な2丁目6の10黒田邸
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