日向猫のお気に入りの歌一覧
桜園
安売りの食品毎日選んでは嬉しそうに買ってくる夫
17
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紫草
日にちに屈み草取り励みおり姑の来た道われの行く道
22
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詠み人知らず
繰り返しパーで叩かれ飛ぶ眼鏡 つまり男子が弱いってこと
10
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詠み人知らず
求めしは堂島ロール苺入り 時には機嫌とるべきでしょう
18
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みなま
月読の薄き衣に包まれて声聞く夜にうつつ忘れる
20
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夢士
人前で鏡に見入りアイラインそを観る我に誰かの視線
6
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詠み人知らず
群衆の中で感じる孤独とは誰も気づかぬ壊れたジッパー
12
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詠み人知らず
日常にリズムをつけて喋ってる それだけなので気後れします
13
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灰色猫
流氷に ぽつんと一匹 残されて 夏に焼かれる わたしはペンギン
9
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工藤吉生
どう生きてゆきたいのかだ回り終え独楽は再び紐を巻かれる
4
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へし切
降る雨に切なき想い流れゆきやがて晴れゆくこころの空も
27
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ふきのとう
友人とコーヒー片手に語らえり身の上話に昭和は遠く
9
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桜園
水色の凛と立ちいるその姿星形二ゲラは花の妖精
13
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紫草
この年の藤の花房やせほそり五月十日に真夏日迎う
24
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恣翁
喉に串打たれし石斑魚は 紅き腹見せて 囲炉裏に焼かれたりけり
18
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みやこうまし
薬飲み体温ばかり気にしてる 風邪の熱には恐れ入りました
11
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みなま
高速をべたぶみで飛ばし駆けつけたあたしを待っていてくれた君
6
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詠み人知らず
千切っては千切っては投げた愛情を 箒で集め棄てたあのひと
14
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詠み人知らず
吊革の丸がきれいに並んでる 昼の電車は間抜けな感じ
22
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詠み人知らず
デパ地下に鯨の赤身ありまして しかも半額哭いちゃいまして
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