春咲のお気に入りの歌一覧
夢士
風にのり祭囃子の聞こえ来る小さい秋に耳傾けむ
18
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芳立
花ひとつ散れば水辺に聞きし音に蘇州の寺の鐘は鳴らなむ
16
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舞
豊饒の季節は循環も老いという傷持つものの痛み苦しも
5
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恣翁
歳月の世を促すに 竹林寺 靄の籠むるを惜しみつつ過ぐ
23
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紹益
李香蘭 ついに黄泉へと 旅立ちて 昭和は遠く 遥か遠くへ
26
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片井俊二
母と子が並んで歩く夕焼けに二人をつなぐレジ袋ゆれ
12
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みやこうまし
酒飲めぬ我には歌とう美酒のあり 読んで酔ったり詠んで酔ったり
20
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紹益
捕まりし 暴力団の 総裁は げに悪そうな 顔をしている
15
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薫智
この好きをまだ過去形にできなくて彷徨うばかりわかってるのに
10
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みやこうまし
我が歌風幾首詠んでも定まらぬ三十一文字の三十一文字よ
15
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片井俊二
青天に白き帆を揚げゆっくりと迫るが如く秋雲臨む
7
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浅草大将
今宵ひく紅に込めたるわが想ひ色をあつめに燃やすとぞ知れ
9
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浅草大将
うつつにも今日あふろらや久方の天つ乙女の夜の羽ごろも
8
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舞
腰曲がる婆が世話する地蔵には長閑にとまる蜻蛉一二わ
10
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芳立
しらつゆもおぼえざりけりあやまらぬ朝日が西にのぼりこむとは
16
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光源氏
ゆふぐれの三保の松原ながむればそぞろになびく天の羽衣
11
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紹益
風吹けば 小さな雲は 流されて行方も知らぬ 空の果てまで
19
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恣翁
秋空は 過ぎゆく雲に その肌を剥かるがに 青深めたるかも
19
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光源氏
むなしきは河原で臨む果たし合ひ嘆き渡らふ利根の夕霧
9
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みやこうまし
歌の美を追えば孤独に浸る余地 無くなるものや 指を折ってる
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