猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
浅草大将
君が代や千代の巖にむす苔も枯れつ芽吹きつ万つ代までも
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浅草大将
一目みて我が世の春もとほ山のさくら吹雪に身は震へつつ
12
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浅草大将
花のうへに月影あはく差しそへばおぼろ匂へる梅の下かぜ
15
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もなca
啓蟄に冷たき雨のそぼ降りて 蟲は暦を知るすべもなく
9
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さる
啓蟄のつめたき雨に老いわれの浮気の虫は微動だにせず
4
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さる
残雪に内裏も震へたるごとく弥生朔日春遠くして
9
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紫草
香り立つ梅の初花ほころぶを とどめて積もるなごり雪かな
16
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詠み人知らず
目ざむれば活けし花桃匂いたち日差し明るき弥生の喜び
16
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山桃
冬銀河渦巻き散らす風花にひとひらまじる寒咲きの梅
14
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さる
閏日に生れしわが孫十六に次は二十歳にわれは八十四に
6
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島祝
なりひらも知らぬむさしのスカイツリーけふ押上にたちにけるかも
19
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さる
エンドレスと新聞読みてつぶやきぬ人を殺める人の絶へぬを
6
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さる
うっすらと積もりし雪の眩くも今年初めてわが庭かざる
8
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庭鳥
夏虫が群れなして飛ぶただ中に分け入るがごと小雪のなかへ
9
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庭鳥
過去歌の勢いどこへ君そっと去る道連れにしていったのね
10
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山桃
結ひ上げて正月小袖の姉さまの春やむかしのしづのをだまき
7
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聴雨
初夢は月わたる夜の枕べにあくがれびとの甘きささやき
13
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七色コイン
おもらしをしたこと今も憶えてる 父の隣で夢を見てた日
5
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楓
室生寺の七百石段登り見下ろして見る奥の院から
7
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澤木淳枝
酒を酌む そが時思ふ 君が事 丈夫たれと 月に願ひし
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