もやしのお気に入りの歌一覧
オーシマ
消雪溝に流す水音耳障りこんなにもこんなにもひとり
4
もっと見る
銀
ほんのりと乙女こぼれる唇をおすぎと知らず口づけている
2
もっと見る
銀
足し算もできないのかとガチャピンがわたしをなじる ミドリのくせに
35
もっと見る
笑能子
交叉する言葉発する摩擦熱活かせば力放てば怒り
1
もっと見る
真夏
午前2時睫毛の陰に隠れてる剃刀握る嘘吐きなキミ
3
もっと見る
南 骸骨
パンパンの足に食い込む靴下のミッキーらしき影お気に入り
1
もっと見る
南 骸骨
卵焼く油の音につられたかいつもに増して音痴な鼻歌
2
もっと見る
南 骸骨
駅前の八百屋の路地の三軒目住所これでも届きし一葉
3
もっと見る
あまおう
桜木はたわわな花を抱きしめて散らすまいぞと張りつめ健気
22
もっと見る
舞
君独り雪積む夜をあと幾つ過ごして待つや北国の春
12
もっと見る
舞
身を屈め便器を拭きし掃除婦のオハヨウの声吾れも洗われ
16
もっと見る
恣翁
夕映えに燃えたる赤の痛ましく 津波の跡の森ぞ哀しき
39
もっと見る
恣翁
先行きし犬は待ちたり ゆっくりと下駄を引きずる猫背の翁を
26
もっと見る
はなはな
大阪の 親しく気軽に声掛ける 気遣う優しさ安心させる
9
もっと見る
笑能子
人責める言葉は総て矢の返し優しい道理を知らずして君
4
もっと見る
紫草
夕焼けは部屋に佇む君照らし影は私に会いに伸びくる
24
もっと見る
高島津 諦
この街で一番大きな市場にて売られるはずのない物を探す
2
もっと見る
高島津 諦
ハイチュウを噛まずに舐める練習を積んできたのでキスしてください
30
もっと見る
高島津 諦
誰ひとり見ないところで輝ける月の裏側 信じてほしい
8
もっと見る
山本左足
あの人の嘘に優しく包まれて乖離していく脳とくちびる
10
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
>>