潮月繁樹のお気に入りの歌一覧
三窟
里にまた来るのはいつと聞く君は昼の雨月の女にも似て
6
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三窟
ひところは昼も夜ももえ絶えにきと思えど茂る恋の草かな
4
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三窟
浜風に隣の人の掃除機を寝て聞くときぞ月出にけり
4
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三窟
美里建の北のさとにも月がでる血管みたいな木々のまうえに
5
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一藤
バスを待つ人は哀しき一様にバス来る方を向きて佇む
4
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泉白水
花の無い桜を見つめる君の目に映っているのは夏への扉
4
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泉白水
ただいまと電気の消えた玄関に二人並んで待つ靴に言う
11
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泉白水
うつかりと傘を忘れた振りをしてあなたのもとに滑り込めたら
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泉白水
三センチ開いた窓からおやすみと風が鳴る夜に故郷を思う
18
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泉白水
一日の終わりに落ちる雨粒はただひっそりとその日を洗う
14
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桐生賄
「胸中に思い出秘めて今挑む」 中学生で詠んだ初俳句
11
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桐生賄
雨よ降れ 降って昨日の 過ちを 流して消して 前向く為に
10
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桃湖
寄り添って触れてあげたいでもできない文字を何度も送ることだけ
6
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一藤
真っ黒な不安言葉に吐き出して意外に空腹だったと気付く
6
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やん
運命の 君に出会いに いくでしょう TSUTAYAで借りた 恋返却し
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詠み人知らず
5分前赤いコートを探すけど見ているうちは来ない気もする
3
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桐生賄
言葉って ときには武器に兵器にもなってしまうよ 気をつけたいね
13
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カタクリ
少しだけ大人になった夏の夜記憶の扉花火に開く
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雪乃
太陽が当たる場所などほんの一部 片脚だけでも突っ込めたらな
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潜鯰
白い地に木漏れ日落とす黒々の風吹き拔けばこれこそがしき
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