呉竹のお気に入りの歌一覧
いちにのパッパ
ぼくたちの意識を変えた大震災 今日があることそれは奇蹟だ
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詠み人知らず
春めゐてのどけき風はとりどりにつぼむ花へと息吹きをかくる
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inosann
友の子の訃報聞く朝庭石が雨に押されし桜花を止める
22
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舞
ワンカップ一息に呑み酔うままに語るも憂しと今日を忘れる
14
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りゅう たいせい
雨の降るつぼみのままの桜木の下にて見つめる者の静けさ
10
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りゅう たいせい
これほどに不幸な自分はいないなと落ち込む夜もあくび出て寝る
8
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河のほとり
思ふこと空しく過ぎて世の中はやがて夜ふかき夢となりなむ
12
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もなca
風吹けば呼び交わすように揺れておりれんぎょうの黄色ゆきやなぎの白
14
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環
ほつとりと椿ちりかかる道肌に杖つき歩むひとびとのこゑ
6
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ichiei
夏の蟲さういふふうに生きたいと十五夜彼は消息を絶つ
6
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falcon
をとめごの髮に戯へて街路樹の木の芽春風そらにたゆたふ
10
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あまおう
咲かずとも春の夜風に成り果ててきみの隣をかすめていたい
24
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あまおう
やうやうと月と櫻は滿ちゆきてきみにこぼれる優しい氣持ち
18
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紫草
若き日の夫が背広の肩幅は我らを背負う前の痩身
44
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7
夏服がいちばん似合うあの人は飛行機雲を見つける天才
4
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詠み人知らず
両親に詫びる思いに満たされた 湯舟の底に足指ゆれる
15
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文麿
顏を伏せ肩ふるはせし君がけふ歸りしここに春の香りと
4
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三嶋
人間の四大欲求 四つ目は「愛する分だけ愛されてたい」
13
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海月
ふぅと吹き髪を揺らして去る風に春のにおいが混ざって香る
6
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海月
櫻色に火照つた頬に伝ひ落つ泪によく似た春の雨かな
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