蜜柑のお気に入りの歌一覧
しゃか
強引に瞼を閉じる一刻も早くここから逃げ出すために
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みん
どうしたら過去に浸らず生きれるの また私だけ子どものまんま
10
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灰色猫
星座よりもっと速いスピードで 僕の孤独は加速していく
24
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舞
玉手箱開けて眺める卒業の写真の吾れは何語り来る
10
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詠み人知らず
地雷踏むような決断迫られて泣き出せもせず逃げ出せもせず
14
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詠み人知らず
遠い日の記憶をたどれば何時だって何かに飢えて彷徨っていた
24
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詠み人知らず
あの日からちっとも私は変わらない色のない日々愁いてるだけ
18
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詠み人知らず
秋風が吹けば淋しさおそいきて赤い唇そっと撫でゆく
18
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詠み人知らず
缶ビール一人の胸に流しこむ私は淋しいおんなではない
23
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詠み人知らず
よかった?と訊かれる夜は退屈の顔をシーツで隠し首肯く
3
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k.螢
愛しさも 苦しみももう重すぎて 私でいられるためのさよなら
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みん
吾は人に向いてないかと思うほど有りと有らゆるものが面倒
11
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みつむし
実る田の畦に紅差す曼珠沙華弔う列の道標となる
9
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南美帆
肌寒く我が子抱き上げ見上げれば石徹白の夜星のお祭り
11
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へし切
時雨ふるつらき浮世の涙とてつかの間見ゆる晴れわたる空
33
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へし切
淡紅の芙蓉の花のはかなきをかさねて偲ぶ妹が面影
26
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へし切
埋め火を胸の奥処に眠らせば秋の夜長に妹が夢見る
23
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へし切
満つ月の欠くるさだめと眺むれば浮世のことも夢のまた夢
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光源氏
いまさらに君が便りに惑はされ涙あふるる秋のゆふぐれ
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美津村
人と争う気力も今はなき我か午後四時淡き月を見ている
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