亜希子のお気に入りの歌一覧
あまおう
湾岸を染める花火に来た夏のご機嫌よろしゅう御座いますれば
12
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蓬ヶ杣
水彩の絵の具を流せば雨の中 溶け出す 世界に 満ちる紫陽花
7
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紫苑
雨ふらぬ空みあげつつあかねさすあぢさゐ花はかげをうしなふ
13
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あまおう
人間が嘘をつくのは知っててもきみがそうとは思わないもの
23
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紫草
神が在し鬼が棲みたる島国の私の内の両方を識る
21
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紫草
絶えだえにこの身を固く守りゆく新芽の呼吸の過ぎたるころは
12
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もなca
みず色や青やむらさき涼しげな色の増えゆく六月の庭
15
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もなca
忘れえぬ人の静かなおもかげを湛え今年も紫陽花の咲く
32
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紫草
ねむの木の木陰に棲みし鬼の子の花の咲く日の優しき眼
18
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夏恋
わたくしが望んだものを君はくれ何も奪ろうとしませんでした
15
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紫苑
諳んずる五月の詩よいづくにかヘリオトロープひときはかをる
8
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どるちぇ
成就なき抱擁の果て接吻を交わせば月はクリムトゴールド
20
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紫苑
音もなく野辺のせせらぎゆふぐれを卯の花垣ににほふ月影
7
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紫苑
黒南風のゆくては遙かその村にしんしん積もるあやまちのかげ
6
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もなca
面ざしの凛々しくなりし少年の「ママが」と言ふ時ふいに愛しき
23
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夏恋
幸せなあなたなどにはわからない綺麗な歌だけ詠めればいいが
13
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遠井 海
根拠無き「大丈夫!」を突き付けられて行き場を失くすわたしの不安
5
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falcon
制服の白きブラウス宝石の日々なつかしく卯の花にほふ
3
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あき
ほら、あそこ 不幸の奴が着飾って女の肩に手を置いている
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あき
幸せというのは影が薄いので、だから忘れてしまうのでしょう
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