紫水大夫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
偲ぶるにあたふ世見まほしたちばなにあやめの枕のかをりたづねて
7
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きりあ
月ならば満ちて欠けゆくそれだけで歌のひとつになりもするのに
18
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浅草大将
まぶしくも夏の光とさすたけの君にぞ我はひまわりの花
17
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紫苑
春ひさぎそも喪へる花なればなさけに結ぶ露もありけれ
12
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ゆびきゅ
咲き濡れた花弁の如く饒舌な瞳は 風に諾と応える
24
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ゆびきゅ
耳を病む音楽家のまわりを ただ漂うだけの 音楽の孤独
29
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でくのぼう
炎天に咲きし向日葵あの夏の泪たくはへ命繋ぎし
18
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きりあ
月の無い闇夜の中に放り出すわたしの過去やわたしの未来
14
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きりあ
月あかりその下を行く猫の尾はすり減っていると理科の教師が
9
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詠み人知らず
空さして遅れ立ちたるわが身かな雁音わたるるうき雲の宿
13
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浅草大将
窓の辺も今宵は涼し風の音の遠いかづちに秋を聞きつつ
22
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平 美盛
人生を 急いで走た 弟よ 君の笑顔が 忘れられない
10
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たんぽぽすずめ。
孫の手を土産にしたらもう親にさわれないかと揺れる思春期
16
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山桃
真日照りに光あふれて木の下の闇慕はしく風の吹くらむ
14
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でくのぼう
夏雲が零していつた泪粒忘れてならぬ慘禍の語り
13
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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由良
背が低い私の黒髪はいつも貴方のオモチャ 撫でまわすとか
4
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詠み人知らず
かささぎの渡せる橋を越へむとて雲のはたてをかもめらの行く
10
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芳立
かをるとも影は平瀬をわたり来で舟のゆくへににほふたちばな
14
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伊藤透雪
花の色 麗しければ尚更に 褪せてしまえば 見るもさびしき
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