文麿のお気に入りの歌一覧
みなま
驟雨到来 祇園祭の山鉾も賑わう街も煙り滲むか
11
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味噌汁派
平和へのことだまつむぐ杜の蝉いくさに失せし人あまたゐて
12
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みなま
狂おしく胸の虚しさ埋めようとすがる私を識っている男
15
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みなま
突然の雨に揺れつつ 雨粒を珠とまろげて蓮は愉しむ
20
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みなま
蓮池に小さき亀の懸命に水掻くさまに我が身重なる
16
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みなま
早朝の蓮見の池に人集い笙の音流る 賑やかな様
11
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白亜
落ゆるときまなこゐ交はし残んの夜腕のうちにはじまりを結ふ
6
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inosann
柔な同士二人三脚の夫婦なり「元気でいてよ」と真顔の妻言う
18
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詠み人知らず
かき氷のしろっぷ色に染まるよな恋してみたし今年の夏は
4
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紫草
込み上げるものは堪えて嚥下せよ鴉が啼いてわれに諭せり
27
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あまおう
キミノコト、思う気持ちが潤々と踏ん張って増す。表面張力
45
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桜園
久々の雨のめぐみに樫の木も気持ちよさげに枝えだゆらす
19
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詠み人知らず
恋しさは距離の二乗に反比例 学者みたいに冷徹な記事
26
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うさぎ
あぁ早く一人前になりたいな。一人で生きられるほど、強く。
7
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紫苑
さきの月ひと日の意味を問ひをりし一首のありきうたびとの逝く
21
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紫草
積年の遺恨を水に流したら救われた人は私でした
31
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inosann
草木も応えて揺れる海風に吾も心のタクトをゆらす
13
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もなca
庭に咲く父の好みし白百合を供える母の横顔やさし
28
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千草
死してなお錆びた柱に支えられ為す術もなく老樹晒さる
14
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みなま
このごろはひとはだ恋し憧れる歌をふたたび詠む日あるかと
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