文麿のお気に入りの歌一覧
芳立
原発を推進せよと詠む人が一人もゐない短歌ファシズム
10
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みなま
夫なくて カードの類を申し込むゴールドすすめるお前は正気か
10
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みなま
そういえば夫と出会ったあの日から二十五回が過ぎたパリ祭
22
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白亜
零れ出づる汗の滴は印なるらん 熱る頭に蝉の鳴き初む
6
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ゆりかもめ
定時制 夜間部の燈 あかあかと 照らしておりぬ 夜の校庭
6
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ゆりかもめ
ねじ花と白詰草と夕顔と 並んで咲いて愛おしきかな
8
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紫草
吹き下る風に誘われこの身さへ解放したき衝動おさゆ
23
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律
愛されて笑う向日葵は 無邪気さの陰で泣く人を知りもしないで
5
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inosann
人生を二度味わうかの如き夜三時の目覚めに「うたのわ」ひらく
22
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詠み人知らず
小川沿い木洩れ日シャワー浴びながら 風があったら寝てしまうよね
15
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そできり
うたこへど かへるいらへは なかりけり うたのつづきは ゆめにあずけて
5
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水島寒月
うねりてはうねりかへして真鰯の雲母のごとき耀きを曳く
7
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みなま
父の部屋そのままにしてと願う娘はきっとあなたが守ってるのね
9
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みなま
今年こそは 蓮の開花見に行かん できればあなたのとなりがいいな
15
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みなま
今更に 嫁ってなんや!と問う義母はいままで何だと思ってきたの?
12
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みなま
ねえ今日はスーパームーンであるそうで大きい月にむかって吠えよう
8
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芳立
おほけなく紫陽花の名を掲げにしこぞの草々いづこなるらむ
5
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詠み人知らず
気まぐれに風鈴求め軒に吊り 高い気圧に「りん」とも云わず
31
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inosann
スーパーで吾の背後より呼び止めて忘れし手さげ知らせてくれぬ
14
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山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
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