文麿のお気に入りの歌一覧
みなま
なにごともなく過ぎてゆくいつもの日夫と会話す 午睡の夢で
8
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夏恋
冷静になれずに壊れてく恋が実は本物なのだと知ったわ
11
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日向猫
我もまた大海の一滴なればこそ融けず生きよう一滴として
26
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みなま
どうしよう何にも出来ねえ携帯と猫に嘗められ横たわるほか
6
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みなま
このところ身に燻りし胃の痛み夜分強まり眠り遮る
7
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ふきのとう
くれないの花房おもき百日紅風にそよぎて我を見下ろす
12
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みなま
満天の星のあかりとまごうごとひとのこころの吾を導く
6
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日向猫
ぷっくりと精気を包み膨らんだ桔梗の蕾綻ぶを待つ
18
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みなま
なにものか抗えぬものにひとつずつ愛するものが持ち去られ逝く
11
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みなま
高速に眞つ赤なトマト轉がれり潰れたものも二つ三つあり
4
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みなま
廢車しかないとあきらめ手放したアルファと市營駐車場で遭ふ
8
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inosann
走行が八万越える営業車不安抱えてゆくのも一緒
8
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夏恋
息苦しゼリーのような夕凪と君の記憶で噎せそうになる
16
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詠み人知らず
木洩れ日と沢のさらさら吸い込んで みんな元気を持ち帰ろうね
16
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紫苑
鳴く蝉のつかれを知らず八日まで過ぐせぬ夏を見すゑるごとく
13
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日向猫
熱気去り祭りのあとの潔さ瞬時に渡る日常の風
30
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みなま
今はまだあなた自身を癒す時そういう女性の声にまどろむ
11
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聴雨
月送り丑三つに降る雨を聞く届かぬ文をただ待ちながら
10
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みなま
こんな夜は湯舟いっぱい泡立ててばらの香りに包まれてみる
13
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みなま
あおい鳥命のキラメキ添う影もあなたの半径3メートルに
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