文麿のお気に入りの歌一覧
みなま
その昔不思議の国に住むという猫の皮肉な笑いの月が
13
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凜
夢こそは 果つるものかは うつせみの 空しきものも 夕暮れに燃ゆ
4
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日向猫
おのおのの実生活や妄想を垣間見読めるうたのわ図鑑
18
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みなま
夢に生いし百合の白さの冴えざえと文庫本より薫りすら発つ
10
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みなま
桃実り香りあふるる彼の土地に憧れつのる夕立のあと
13
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みなま
ハズレたと頭をさげる映像になんでやねん、と突っ込み入れる
12
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みなま
さきばしる暦といえど忽ちに蝉の音きえて夕陽朱を増す
11
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みなま
早や恋を成就させたかアキアカネ「キ」の字に繋がり風にたゆたふ
26
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紫苑
秋立つ日いろ深みゆく青年の樹は枯れ葉めくさなぎを飼ひぬ
11
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桜園
医療ミスで銀歯を一本削られて噛めず体重八キロ減
12
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みなま
白鳥を見たことある?と尋ねられまだ見ぬ空を想う立秋
10
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聴雨
秋立ちぬ白き微かな残り音を消してひとつの季を納むる
6
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聴雨
星消えて月しらみゆく黎明のただうるはしき心とぞ思ふ
7
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聴雨
つゆ草のあをひと色にほの白くけさ結びたる涙ひとつぶ
12
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みなま
曾祖母は裸足で倒れていたと聞く即死であれと願ふ夏の日
18
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みなま
ちらほらと視界横切る藁色のアキアカネ等に風をたずねる
11
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みなま
うたた寝にあらわれし夫久しぶりよせた吾の頬触れる口髭
17
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みなま
孤独だと哀しいときも友達の支えと励まし届く うたのわ
9
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みなま
ねえ ヒロさん お誕生日おめでとうこれから先もずっと一緒ね
9
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芳立
木陰さへ灼かれながらもよき人のこと葉すずしや蝉しぐれ降る
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