市川春水のお気に入りの歌一覧
知久
感情は自明なりしか「人間」には自覚し得ぬ我は「人間」未満か
2
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只野ハル
落書きは自由の女神の足元の死せる兵士になされたものか
4
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紫苑
いっかうに微笑まずしてアナスイのマネキンひとり春をよそほふ
15
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いちにのパッパ
放置プレイ会社のなかでされるのは気づかれにくい異常な事態
3
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文麿
願ひつつ薔薇の枝切りぬ麗しき汝の花も香もこの身ひとりに
7
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あまおう
きみからの確かに届いたロックオン恥ずかしがらず告白してね
14
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芳立
OLの心のうちを聞いてより義理チョコばかり憂きものはなし
13
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桜田 武
灰色の中空に映る虹の橋七色に惹かれたどり着きたく
6
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桜園
瓦には残雪残り青空に風花舞うをひととき見とれる
19
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深倖(白子鳩)
かやうなる歌詠む我もまた 彼や人区別したるは 矛盾なるかな
8
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詠み人知らず
盲をば「目が不自由」という差別 「不」の意味知らぬ識者と報道
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詠み人知らず
両親の筋肉の太い束と骨 もらった限りは働き尽くす
14
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みやこうまし
姿勢低く、姿勢低くと言い聞かせ認知の妻にかしずく 今日も
18
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ふきのとう
寝る前のひとりの時間にほっとしてうたのわ開けばみんなに会える
16
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雨宮
君の文字指でなぞれば愛おしく筆跡にさえ恋をする
4
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夏恋
七色のパラソルチョコで星屑のチョコを受け止めあなたとデート
17
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五穀米
デザイナーカラーパンツを履くならば驚かされたしその手腕かな
4
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詩衣
漆黒の底から必死に手を伸ばし 溺れる魚、今宵も歌う
6
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五穀米
干し柿の甘すぎてもう食べられぬお茶飲めば夜は眠れなくなる
2
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薫智
現実と理想の狭間彷徨ってまだ君のこと詠めないままで
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