市川春水のお気に入りの歌一覧
海月
上向いてよくよくその目を細めれば星々はいつも空にあるのに
7
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しづく
バスタブであなたの肌を思い出しうつむく先にあかいつまさき
45
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緋色
まちがいを正したあとの静寂をその人だけが明日と名付ける
52
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芳立
にほどりの葛飾ゆけば薄ら氷のゆるびて香る梅のころかな
5
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文麿
夜明けまえ來者ありけりすやすやと寢息の顏はをさなごとなり
6
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桜園
霜焼けて黄色の小菊のみ残る庭に夕べの日がさしそめぬ
24
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遠井 海
義理チョコを配ったことはありませ・・・あ、毎年渡してました。夫に。
18
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紹益
柔らかい 黄昏時の 光には 先端よりも 懐古が似合う
12
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楯アキオ
深夜二時くりいぷはいぷを聽きながらいつ寢やうかと、考へてゐる
3
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もなca
卒業を祝う朝なり赤飯の湯気ゆるやかなリズムを描く
20
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夏恋
もう二度と逢うことなんて無い君に今年もチョコを買ってしまった
14
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詠み人知らず
君たちに一刹那早く会うために 父さん今夜タクシー拾う
14
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真実
過干渉常に感じる人の目に何もできずにただ泣くばかり
4
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恣翁
目上ぐれば 冷たき雲の垂れ込めて 春の薄日ぞ 暮れかかりける
31
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みやこうまし
御所の庭鋏の音が此処かしこ春に備えてお化粧直し
12
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詩衣
「なぜ僕を好きになったの?」「わかんない」 だから一生かけて探すよ
6
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文麿
家出して居候つてそんなことお花畑に虹かかるごと
3
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舞
閉ざされた空の果てから白鳥の声遥かなり旅立の時
17
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深倖(白子鳩)
いつかこの 当たり前の街が もう未来の人から見たら 味でる?
3
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五穀米
アパートの壁は夕陽を反射して語りかけたる明日は何色
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