市川春水のお気に入りの歌一覧
蜃
思はぬにわが手に落つる桐の葉に 花のさかりをただ懷かしむ
3
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蜃
時は今白雪染める紅色の 花こそ開け初春の夜
3
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蜃
硝子窓にうつし出さるる吾が姿 もの問ひたげに搖るるたそがれ
15
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蜃
玉梓の來とも來ずとも願はくば 絶ゆことのなき君の笑む日々
8
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舞
装いは春の先駆け乙女らの脚健やかに如月をゆく
16
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いちにのパッパ
朝五時のカラオケで肩組みながら男四人の青春回帰
1
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いちにのパッパ
起き抜けの二歳は特にいじらしい小声で「だっこして」って言ったり
3
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恵
ぬばたまの夜風舞ひ落ちなほ水面 儚い春で埋める櫻よ
17
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文麿
みずいろのランドセル行くぴよんぴよんと青空高く朝の少女よ
7
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ふきのとう
ひな人形飾るる部屋はにぎやかに母の形見の羽子板そえる
18
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五穀米
整体に腰の緊張ほぐしては夕べの空の明日の約束
2
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月澄
高架下 列車の音も 秋風も 鉛筆描きの あのモノクロム
8
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只野ハル
冬晴れに布団を干せりその後に我が身干したり硝子戸の中
8
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どるちぇ
ただ君の息づかいだけ聴きながら横たわる部屋 ここは深海
27
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恵
大好きなプリンを嫌いな振りをして彼に食べてと甘えてた給食
14
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遠井 海
黄金に透け濃厚に薫り立つ朽ちる手前のパインの色気
15
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いちにのパッパ
五歳児はあたまに冬の陽を受けて汗をにじませ「ケツロがでてる」
8
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いちにのパッパ
不意討ちのような「おはようございます!」幕末ならばたぶん切られた
4
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紫草
とりどりに傘をかしいで子らはゆく春の糠雨やさしく降れば
35
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紹益
君通ふ 學舎の前 爽やかな 春風吹きて 花びらぞ舞ふ
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