偽嫁のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
ひばりの子麦田の中でかくれんぼ母さん探してキュルキュル鳴ける
17
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あまおう
独り身は母に心配掛けぬようきっちり掛けるシャツのアイロン
30
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聴雨
月影の中にただよふ愛しさを如何に綴りて君に捧げむ
12
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桜園
雨の音鳥のさえずり聞きながら眠れぬ夜もいつしかあけゆく
23
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詠み人知らず
とにかくね身体だけには気をつけて 選びに選び残った言葉
21
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詠み人知らず
「過ちは繰り返さぬ」と原爆碑 われらが何をしたといふのか
24
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詠み人知らず
幸せの輪郭そろり撫でてみる君の姿にどこか似ている
22
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詠み人知らず
博多発あさ一番の「のぞみ」にて 望みの見えない職場へ急ぐ
10
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あまおう
お揃いのサンダル履いた洗車場は水のしぶきにキラキラ光る
17
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胡桃
アスファルト道端に咲くたんぽぽにそっと微笑む 君が好きだよ
7
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inosann
マイペースで歩くかたわらを風おこし抜き去りゆきぬサッカー少年
13
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桜田 武
春香る桜前線北上す薄桃色に大地塗りゆく
4
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たんぽぽすずめ。
紫陽花の葉のごと繁る悲しみを流すのならば土砂降りの今
14
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舞
おはようと守衛の翁朗らかに朝一輪の花に会いたり
7
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あまおう
たんぽぽの白き真珠の舞う先は春か彼方かあなたの街か
20
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舞
雨の日に巣に籠もりたる燕らの子の鳴く声の微かなる夜
11
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文麿
うつせみの空しくなりし跡覆ふひなげしの花野に群れ咲きて
11
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あまおう
明けぬ夜は無いときみを信じつつただ降りしきる皐月雨かな
14
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詠み人知らず
生活のリズムが崩れているんだよ 目の下のクマ靴下の穴
22
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みやこうまし
タンポポの御所に増えるを喜べず外来種なる傭兵ばかり
12
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