偽嫁のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
二人して相合い傘を刻む樹が伸びれば空でまた逢えるかな
14
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舞
いにしえの采女らの髪靡かせてまほろばの丘明日香風吹く
10
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舞
駆け抜ける少女ら起こす旋風にバニラアイスの淡き香のする
15
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たんぽぽすずめ。
透む水に君への思い見抜かれるようで鼓動が進める小舟
13
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あまおう
「お子さんは、いるんですか?」と聞くきみは冥王星より外側のひと
33
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リンダ
ひっそりと目立つことなく良いうたを詠んでる人に密かにエール
20
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ビビ
和歌もそうキャッチコピーも呟きもそれが君なら全部ください
10
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詠み人知らず
神様が「生まれ変われ」と云うのなら 厭なのだけど人間になる
22
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あまおう
頬杖をついてるきみの手の中で三日月もまたアンニュイでいる
18
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たんぽぽすずめ。
好きな人 いるけど秘密ねと君と二人っきりの時に伝える
8
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夏恋
尽きるまでお前を裏切り続けよういかなるときも他人のものだ
11
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たんぽぽすずめ。
もう母の中へ戻れず落ちてきた涙の味に海がさざめく
14
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聴雨
ひとり寝のため息ひとつ歌にせむ枕辺に置く詞さがして
11
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田舎人
潮騒に心洗はる朝餉には山海の幸顔和むなり
4
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文麿
しめやかに朝を迎へる花びらに宿るしづくのにほひはかなし
7
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詠み人知らず
永く深く藺草の香り取り込めば 胃腸の虫が ぞろりと逃げる
10
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もぉりもり
ぬばたまの宇宙の果ての屋台にてそっとつまんだ月のきれはし
3
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たんぽぽすずめ。
湖に映りし星が君の目のようで揺らめく逢いたい気持ち
17
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紫草
くたびれた蛇口は悲しみ深きごと夜通し泣いて涙ぽたあり
24
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詠み人知らず
遠くから友来たるあり料理など 整えながら塩味の増す
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