南 骸骨のお気に入りの歌一覧
まがね
土星の輪に立てた針から流れてる音に合わせて銀河は回る
11
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詠み人知らず
冷蔵庫のモーターだけが響く夜あなたのメールひとつずつ消す
12
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鍬乃呑
降り出した雪に二の足踏みながら犬に引かれて今夜も歩く
7
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由良
煙草 コロン 貴方のカケラを探してる 会えない隙間を埋め尽くすため
2
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詠み人知らず
わが社にも休日ってのがあるのだねオフィスに「ゆとり」は一人もいない
4
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みやこうまし
こだわりと言う重き言葉も心地良し軽き余命に何色つける
12
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ふきのとう
寒ざむと裸木のつづくこの道を木枯らし吹きて師走迎へる
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五穀米
黙想の日過ごす我に負うものはなし神のみに依ればよろしき
4
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五穀米
白髪の美しき人シスターはスペイン語にて電話を受けり
2
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只野ハル
関節と頭が痛い熱っぽい喉が痛くて鼻水も出る
2
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恵
音も無く落ち来る雪を見上げおり そうかそうなんだ叶わなかったんだ
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暁真冬
白妙の雪さえ知らぬ向日葵よ聖なる夜に誇ってみせよ
3
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せいか
イタイノハサイゴデスカホントデスカ? 世田谷保健所七日目の朝
3
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光源氏
ゆふぐれの波間に消ゆる白雪よ明日さへ知れぬ我が身とぞ思ふ
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桜園
心ある歯科の名医をさがしつつあちこちまはり一とせのたつ
9
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高島津 諦
月一でセックスできる人の言う「孤独」はゴムより厚いのだろうか
5
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しまじま
かたしても 次から次と し忘れて 白夜の想い 空に尽きまじ
2
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さっきー
街灯がぽつりぽつりと道照らす一人しゃがんだ間の暗闇に
6
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薫智
十二月郷里の寒さ懐かしく雪なき都会慣らされてゆく
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詠み人知らず
お堂まで母を背負いてその質感 まだ生きるぞと我に語りし
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