南 骸骨のお気に入りの歌一覧
向日葵
とびきりの笑顔で君はまた今日も目覚めと共に生まれるんだね
8
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笑能子
足元を這い来る冷えを堪えかねそっと毛布を一枚増やす
2
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高島津 諦
一度しか咲かない花で作る庭愛想笑いは見たくないもの
5
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たえなかすず
リレーでは第四走者だったから世から逃れるように恋した
2
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みなま
テスト期間 わかっていても居てやれぬゆるせ我が子よ 母は夜勤だ
8
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燈子
君の手の温度も知らず見る夢に差し伸べられた指の細さよ
5
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いちにのパッパ
野菜ジュースみたいなものが不足ぎみ生活全般そして心に
2
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紀一
恩知りて如何に進まんこの脚の歩むがままにただ半歩でも
3
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夏恋
ぶくぶくと太って無様に生きてねそれが君の我への遺言
2
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市川春水
明日我が死すとも空は蒼く澄み季節のめぐることのさびしさ
9
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詠み人知らず
傷付いた子猫に胸を掴まれど一生背負う勇気が出ない
5
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笑能子
不意に出る言葉は己の物差しに些細な慢心寸刻みにする
1
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冴ゆ
キスをしてしまったと君確認しどちらの罪かと問うているのか
3
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おちふう
手を伸ばし君を求めてみるけれど空を引つ掻く赤色の爪
7
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碧宮煙草
星まつり白亜の海岸手をのべて林檎をくれたなつかしいひと
3
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市川春水
雲を染む 航空兵の おくつきとプロペラは立ち 空を指しけり
4
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文麿
下り來て平野の里に入り日射し見渡す丘に林檎かがやく
11
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詠み人知らず
北国の眼鏡の曇る料理屋に 腰を下ろせば帰りは明日
15
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舞
木偶吾れは虚ろ抱えて舞う人世憂しも哀しも夢や現つや
2
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河のほとり
月はなほ迷ひの世にも澄みたれど野にも山にも遙かにぞ見る
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