あかつきのお気に入りの歌一覧
樟明子
歳月の心の思ひ重すぎて私の役は降りることにした
4
もっと見る
只野ハル
まだ止まぬ空の涙が降り続け人の涙が地に溢れ出す
6
もっと見る
うすべに
雨上がる 梅雨のあいまの薄い陽に 露を透かせるはすの花びら
10
もっと見る
恣翁
いつだとて 「明日は吉」と言ひし君 いませば 我に何か告げまし
15
もっと見る
滝川昌之
確かにね止まない雨は無いけれど病まない身体も無いのでしょうね
16
もっと見る
はなしのぶ゙
うち寄せる波に指先ぬらしつつなにを追ひかけてゐたのか ひとり
7
もっと見る
ケンイチ
アマゾンの空き箱が増えていく部屋でルールをひとつまた食いつぶす
7
もっと見る
舞
不可思議を召喚したる魔法陣やや似たるかも大阪メトロ
7
もっと見る
灰色猫
肩車されて見上げた夏の夜の魔法のような打ち上げ花火
16
もっと見る
滝川昌之
肩車 親より広い視野を持て そんな願いで担いだ我が子
20
もっと見る
横井 信
行き先に迷いながらも背の高い草の向こうに雲は流れる
13
もっと見る
夏深
南洋の風吹き渡り青々と稲田波打ち一面海に
8
もっと見る
やまざくら
紫陽花の 花色映す 彩な露 朝の庭に 光りこぼるる
9
もっと見る
弥栄成就
お迎えは まだまだ来るな 孫の嫁 この目で見たい と卒寿の母
16
もっと見る
ケンイチ
紫陽花に残るしずくは紫陽花の色とならむや豪雨の後に
9
もっと見る
はなしのぶ゙
ふくよかな月を廚に招きいれこのひじりなる卵黄とかな
5
もっと見る
ケンイチ
回線もパソコンも不調ってことにして迂闊に風邪と言えぬこのごろ
10
もっと見る
横井 信
雨だれをすっと横切る梅雨ツバメどこまで行ける夏の冒険
11
もっと見る
うすべに
どしゃぶりの雨振り飛ばす蜂のはね 蜜を集める色あせた花
9
もっと見る
はなしのぶ゙
アップテンポの曲にいよいよ乗れなくて回転軸が三ミリ傾ぐ
7
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[13]