車男のお気に入りの歌一覧
蜜柑
檻の中手を伸ばしても届かない貴方と自由貴方の自由
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みなま
透き通るあきの陽射しよ身の内の芯まで照らす 洗い立てのシャツ
9
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詠み人知らず
月光に照らされ光る街路樹と冷たい夜風が切ない今宵
13
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秋日好
うたのわに何を求める結社でも同人会でもないと思えば
36
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ppm
賛成の責任とらぬ放射能反対しても我に降り来る
8
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みやこうまし
認知妻 我が家に帰りたいと言う 我が家に居りて 我が家を忘れ
29
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大埜真巫子.
病院で 重度 継続 要介護 役所に最も差別されてる
14
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大埜真巫子.
しにたいと 泣き出す生徒を抱きしめる言葉が効かないこともあるから
121
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みなま
妖しと伝えられしはその多くがマイノリティであったかなしさ
16
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南美帆
月を愛で逢瀬を詠める夜もあれば生々しさに目を逸らす夜も
12
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紫苑
あめ晴れのゆるりとせめぐ秋ひと日とほからぬ史に埋もれ過ぐしぬ
13
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恣翁
露なる乳嘴に触るる唇の おどおどしたる感触に酔ふ
15
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みやこうまし
移ろえる時代の明日を頼めるや 雛壇にならぶ頼りなき顔
15
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花撫
遠い先を想像しては絶望す私に未来とは明日等と
4
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みやこうまし
介護とう任務果たせばそれだけで生きる意義あり 今日の人生
20
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みなま
プリーツに夏の空気をはらませて朝の鴨川飛び石わたる
12
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詠み人知らず
遠い日の記憶をたどれば何時だって何かに飢えて彷徨っていた
24
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みなま
ドレーンのチューブ伝わる廃液の色に命の濃淡をみる
9
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紫苑
まよなかの鳩を放ちぬうつし世のへだての消ぬる空のあなたへ
13
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都詩
夜の海にいく度も稲妻突き刺して漁船を照らすストロボのごと
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