もぢずりのお気に入りの歌一覧
あまおう
真夜中にぽつり拍手を頂いてネットの向こうに思いを馳せる
26
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桜園
目もさむる朱の花次々咲かせくる蟹シャボテンの五年目の旬
19
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まぽりん
あまたなる命を糧に万代を継ぎてぞ人は生きながらふる
34
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桜園
贈りいし靴下ぬくいと云ひくれし姑を思ひてもひとつ送る
11
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舞
年の瀬は歳経る毎に逝くひとと残れるひとの事ど思わる
5
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詠み人知らず
ゆきやらで迷はばまよへ寄らばよれわれこそ空しき器なるらめ
5
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まぽりん
時雨れつつもみづる風の寒き夜に行く方をまもる軒のかげろふ
19
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五穀米
山の端に陽の落つるとき寄宿せる風呂に憩ひぬ夏の清らを
8
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五穀米
我が影に鬼神の過去の慟哭の名残を見たり我もまた鬼
9
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詠み人知らず
はし鷹の目にもあやしき迷宮は希死念慮の華に埋もれて
14
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桜園
枯れ葉舞う冬ざれの池すすみゆくつがいの鴨が羽を震わす
24
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遠井 海
おたふくの我が子を人に預けつつ不甲斐なき母他人の子を看る
22
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桜園
盆すぎて青の朝顔咲き初めししろたえぎくに蔓をからめて
21
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詠み人知らず
逆らえば扶養はせぬと言い放つ あなた見つめて涙がにじむ
15
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まぽりん
君が名をなぞる夜汽車の窓越しに天翔けてゆく星の子の群れ
45
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遠井 海
敗北を許せぬ五歳のランナーは「マラソン大会出ない!」とごねる
17
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紫草
仰ぎ見て心を映す人のため浮雲まとい月も装う
14
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紫草
冬の夜月は冴えざえ照りとおり蒼く沈みて夜海のごとし
14
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詠み人知らず
東雲のあはひにこころの明けぬればかなしびもまた目覚めつるかな
5
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詠み人知らず
しらす雲海にもまがふ白波にまどふばかりのはつかなる月
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