もぢずりのお気に入りの歌一覧
舞
ホームレスごみ箱漁る背を照らす億ションの灯に如何な人棲む
6
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
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舞
用もなく妻の名を呼び返事のみ聞きてまた寝る休日の昼
28
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麻倉ゆえ
ほんのりと爪の先だけ紅さして手招くように舞った山茶花
16
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桜園
外は雪中はストーブ赤あかと姑かこみて夕げあたたか
22
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五穀米
整体に腰の緊張ほぐしては夕べの空の明日の約束
2
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夏恋
ハムエッグ野菜サンドに恋重ね君に食べさせたかった朝食
15
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紫草
「おかあさん珈琲」と言いて座りたり言葉少なに娘は甘ゆ
20
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舞
天上の花散る如く音もなく舞い降る雪にひと日埋もれて
15
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あまおう
ざわざわと光る星よりシグナルが規則正しい飛行機が好き
18
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遠井 海
三角と四角のかぼちゃは丸鍋のパズルにはまり煮込まれている
21
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遠井 海
海を超えどうぶつの森で父娘会い共に見上げる液晶の月
8
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詠み人知らず
ランドセル背負った君を撮った人 笑ってたけど泣いていたんだ
21
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詠み人知らず
前向きになれぬ理由は「不自由」で いっそ未来の自由を描く
6
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詠み人知らず
何欲しい?問うてくれたらねだりたい「私のことを大事にしてね」
8
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桜園
夜も更けて時雨まじりの雨の降る今宵新月何をか祈らむ
21
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恣翁
オリオンの 見ゆれば街に 未だ青き 蜜柑の香なむ 漂ひ初むる
37
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恣翁
高層の 棟の上なる 淡青に 白く残れる 半輪の月
53
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あまおう
はつゆきにブーツすべらせ両翼でバランスを取るきみはしらとり
23
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遠井 海
パッチンと爪が闇夜へ飛び出して空に浮かぶはシャープな姿
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