もぢずりのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
医学上私が恋にしがみつくわけはホルモンバランス変化
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恣翁
靴下やシャツ脱ぎ捨てて 疲れから 小石のやうに眠りに落ちぬ
28
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詠み人知らず
ほの赤く金時豆の煮崩れていのち宿りしひとつぶごとに
7
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舞
休日を妻と語りつ一冊の本読み終える日暮れかな
7
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みなま
ひさかたの光あつめし蝋梅の花と実とあり去年も香ると
10
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庭鳥
つぼみすらつけずに枯れた朝顔の鉢に引っ越す夕顔の苗
17
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庭鳥
ぬばたまの夜にぷくりと頬ふくれ小雨の朝に破顔の桔梗
16
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七色コイン
きみの声聞けはしないが心知る きみは優しい きみは正しい
21
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七色コイン
堂々と歌っていてね。君にしか、歌えない歌きっとあるから
26
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住川幸
ふいの風 面上げたる人々に空より注ぐ幾千の花
13
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住川幸
電線が空を平たく切り分けて配る 私の分はもうない
14
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村上 喬
おさなごの声ころがりぬ裏路地に向きたる小窓に光さしたり
17
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村上 喬
ありし日に幼き友は召さりたり玄関先に「忌」の札ゆらして
16
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紫草
ただそうかそうかそうだったのかと思いつつ一日終える冬の日のあり
27
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みなま
このいたみこの哀しみは己のみひとにはひとのその暮らしあり
10
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*なび*
わたくしの 内なる子供よ 涙ふき 安息なさい 神の庭にて
10
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備前 大輔
鬼灯の火に映える朱が呼び戻す掛けえぬ言葉をなお探す悔い
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みなま
春おもうこころ今日からゆるされる届いた薔薇の苗ほどきつつ
19
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inosann
海の水かたちを変えて富士の雪 最初と最期か薩埵峠にて
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住川幸
神無月 雲の切れ間が暗喩する先を探して空を見上げる
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