風蘭のお気に入りの歌一覧
本間紫織
花束のように笑顔を配るひと最期は花に抱かれて空へ
3
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本間紫織
両の手にあふれるほどの想い出を抱えて海は少ししょっぱい
4
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横雲
月もなく添ふ人もなき虫の闇忍ぶやいかに何身にそへむ
7
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光源氏
まぼろしの巷にそそぐ秋の雨ふけゆくままに戀もしづまり
11
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芳立
くれなゐは海を染むともからころもたてや白なみ島のまもりに
8
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月澄
真夜中に月あきらかと告げられて夢から覚める二十六夜か
7
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聴雨
訪ひ去りし風のやうなる白萩の花に思ひのあることを知る
14
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聴雨
まだ眠る淡き花野にひとりきてこぼるる玻璃の一言を待つ
12
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たんぽぽすずめ。
遠ざかる君の夢見てさ迷へば明るき星の霞むしののめ
11
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たんぽぽすずめ。
ああ今日はうろこ雲あり表情が豊かな空に俯けぬ我
11
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たんぽぽすずめ。
ものすごく白作業着が汚れても胸は洗えていると信じる
13
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詠み人知らず
働いてじっと手を見る暇もなく 起床したなら就寝してる
6
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まるえふ
我の身を引き裂くごとく切り捨てし歌は帰らず心と供に
15
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浅草大将
磨かずばなど玉ひかる石原や浜のまさごも砂利のままにて
10
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のんぼう
咲いている花も いずれは枯れるけど 今 存分に咲ききればいい
6
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五穀米
ためらいの確信に変わるその時を待たれよしばし我が想いびと
7
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五穀米
流星は眠ったままの魂を連れてゆきたり西方浄土
6
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光源氏
清らかな月の明かりに身を置けど迷ひは消えぬ夜のうたかた
12
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紫苑
まなうらに柳の揺るる死出の花かんむりに生あたたかき嘘
7
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なんた
笑顔さえ 君の前ではぎこちない いくつになっても不器用な恋
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