風蘭のお気に入りの歌一覧
沙枝
毎日が家族の世話で過ぎてゆく私にだって秘密はあるの
8
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詠み人知らず
どくどくと流れる血潮傷ついて心を込めた歌が読めない
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詠み人知らず
うだるよな暑さに弱る猫を抱きにゃあと鳴かせる扇風機まえ
6
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雲居の月
何がためひとり憂き世にながらへむ夜半の月さへなほ恨めしき
14
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恣翁
主の家は 苔生す軒ゆ北斗見え 風吹く寝屋に せせらぎ響く
17
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恣翁
掻き寄せし水の織り成す縞目こそ 細かな波の起伏なりけれ
16
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紫苑
いはれなく怒りおぼゆる若き日にねらふ的こそ人にあらざれ
6
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紫苑
四季咲きの花ゆめみつつ緑の手もちたる人の夏をやすまず
5
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紫草
魂と言の葉ぴたり重なればふるえるほどに歌詠み楽し
13
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芳立
うつせみと人の心にあき風の吹くにおぼえぬ紫陽花のいろ
6
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河のほとり
野にまよふ心の果てはしら露の入日のかげに散るやまぼろし
8
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まるえふ
嬉しくてただその一言嬉しくて出勤前に涙目になる
6
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浅草大将
色に乱れ澄めるこころも空ごとと萩の花野を月まよふらむ
12
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紫草
わが内に飼い馴染みたる隗々を解き放ちゆく白い月の夜
14
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のんぼう
晴れている空が青くて思い出す あなた今頃どうしてるかと
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のんぼう
凍りつく決定的な あの言葉 聞いた後でも好きでいました
4
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のんぼう
もう多分何も言わない方がいい 悲しいけれどわかり合えない
6
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詠み人知らず
要るだけの魚を釣ってそれだけを きれいに食べる有り難さあり
10
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詠み人知らず
しゃくりあげ漢字書き取る子の記憶 もっとやさしくすればよかった
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詠み人知らず
内に棲む獣の俺の塊の 背を撫でながら焼酎を割る
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