吉奴十三世のお気に入りの歌一覧
恣翁
立ち籠めし靄の奥から 其処此処に響く 漁船のエンジンの音
19
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へし切
渡来した 銃を造りし種子島 今や宇宙に夢を放ちて
10
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浅草大将
水くさき世にはしがらみ多けれど金の流れを堰く術もなし
12
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へし切
泡沫の 憂き世の果てに 職を売る地に足付かず 意欲すら消え
10
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赤石仙人
月影の滿ち缺けこそは常ならん驕れる者も明日は細らむ
1
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光源氏
くれなゐに涙のかかる袖を見て露の命の儚さを知る
8
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浅草大将
君だけを色あざやかに残しつついまはセピアの夏の思い出
13
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みなま
猫語でも習ってみるか くつろげば代わるがわるに寄れる猫等に
8
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へし切
若者の 派遣の仕事 増えて知る大義無ければ 嘗ての女衒
8
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浅草大将
実りなき民をたのむにかけまくもかりにも国のちからあるべき
14
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へし切
限定は 馘首安堵の お墨付き非正規無くす とは、良く言ふた
10
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祐鈴
賀茂川の河原に座るカップルを、冷えればいいと、呪う青春
14
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浅草大将
夕されば身をこがらしの吹きあれて胸にたき火ぞいよよ熱しも
7
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へし切
右傾化と 右往左往の おおわらわそもその定義 古きと思ふ
7
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猿ノ丞狂介
姥桜「霞の間」よりほのかにも見てし人こそなれの果てなれ
4
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浅草大将
晴れてるぜ今日は洗濯しろたへの衣ほしても雨は降らねえ
27
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猿ノ丞狂介
古本屋岩波高く往く金の早さは人を思ひわびてし
3
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善田真琴
海舟は柄に下げ緒を幾重にも巻きて刀を抜かざりしと云ふ
1
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falcon
五輪とか尖閣とかを持ち出して足元みぬは老害ならん
16
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善田真琴
波風を立てむと望む国あれば島買はざるを得ぬとこそ知れ
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