もなcaのお気に入りの歌一覧
林林
紫陽花が一輪木陰に鮮やかに遅咲きの君暑さに負けず
18
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林林
梅干し場日陰になる刻早くなり夏日続けど秋ぞ近づく
17
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林林
おや息子、干してる梅を眺めてる?違うよ梅の匂いを嗅いでる。
13
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林林
先生と電動糸ノコ図工室曲がり角で手を止めてほめられ
16
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詠み人知らず
レストラン母は雑誌で子はゲーム 会話は皆無 味のないとき
19
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恣翁
白蓮を偸かに採りし乙女子の 棹さす澪ぞ 浮き草に開く
21
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舞
涼風の京都四条の鴨川の瀬音鳴りくる床の下より
23
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半格斎
またたびの葉白のまはりを紋白や つがひで飛び舞ふ夏風やさし
21
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詠み人知らず
転がりぬ蝉の骸を手に取りて土に放てばひと声鳴きぬ
27
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只野ハル
こぼしても時間かかれど食べている母を見守る手を控えつつ
26
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恵
想い出は滲んでゆきぬ吾の中にぽつりぽつりと雨降る様に
33
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潮月繁樹
あの世より御霊集いて忘れまじ蝉も焼け落つ八月六日
24
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潮月繁樹
安まらぬ御霊集いて蝉しぐれ暮れて川面の精霊流し
31
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詠み人知らず
人の死は散った家族を一堂に 集めるための 最後の仕事
29
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詠み人知らず
熱風が舗装道路に溜め込まれ 解放される 深夜の狂気
18
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詠み人知らず
耐えがたき暑さなれどもベランダの 運動靴が もりもり乾く
21
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舞
とまどいつ触れる指先寂しげな星降る音のこの夕べかな
19
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まぽりん
思ひ寝にかよふ夢見も結ばぬをなど昼顔のつみ犯すらん
30
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千映
東北の夏の祭りが始まりて庭で早くも 虫の鳴き声
16
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千映
新盆を迎える友の心境はまだまだ 深い哀しみの中
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