もなcaのお気に入りの歌一覧
只野ハル
呑めば酔う酔えば詠みたくスマホ持ちゲートを抜ける酔歌の如く
12
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恣翁
思春期の 暗く遣る瀬なき郷愁に 病む薔薇に似し君漂へり
17
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へし切
夏はなほ誘惑すれど老い過ぎて愛しき乙女に吾恋ひめやも
23
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リンダ
不機嫌な理由を誰にも悟られず大人の仮面はずす玄関の前
7
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ゆり
梅雨晴れのコントラストに顔しかめ笑ったみたいな地下鉄出口
9
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工藤吉生
1988年ファミコンで見た青空を今も愛する
3
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工藤吉生
裏技を使って今日の空一面唐草模様にしていたところ
3
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工藤吉生
派出所の前に立ってる警官の動かないまま小雨はつづく
8
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詠み人知らず
地下道で眠ったままで死んでゆく 見てみぬふりの あなたら全部
12
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ながさき
燦々と 容赦もせずに 照りつける 陽射しを受けた 夏草は海
30
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もり
自転車の後ろから抱く君のシャツ雨の匂いをアルバムに貼る
12
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こぐまじゅんこ
久しぶりの友とお茶して笑いあう 心に すぅっと涼風がふく
15
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風花
つきあいの浅さを思い知らされる無難に落ち着く餞別選び
19
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詠み人知らず
哀調を帯びし三味の音魅かるるは津軽に通ず不思議な縁
20
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千映
ショートスティ送り出した吾の解放感緩みっぱなしで何も動けず
18
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夢士
常総の車窓に見ゆる筑波山青田の風に雄姿変わらじ
21
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都詩
ハルカスの高みより見る大阪の街を流れる夏雲の影
22
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あまおう
甘えたい 気持ちをぐっと こらえてる メールも雨も 静か梅雨の夜
25
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コーヤ
針運び縫うたお手玉いろどりは祖母の作りし色と重ねて
18
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夢士
懐かしの歌呼び起こすうた読みて口ずさみをり古城ひとふし
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