床子のお気に入りの歌一覧
光源氏
うぐひすの鳴くにまかせて歌ふれど我が思はくの聲は渡らず
12
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光源氏
限りあらばせめて咲きまし梅の花袖の別れを惜しむゆふぐれ
11
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山本左足
ぼくたちはきっと何かの手違いで陸に産まれた魚の仲間
2
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しづく
オリオンの下でちいさく息をしたうまれかわって星になりたい
11
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山本左足
青春はガラスの欠片キラキラと輝くだけの燃えないゴミだ
7
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ねこめ
衝動は滝、感情は寄せる波、閉じ込めたって溢れてしまう
6
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山本左足
鮮やかな現実逃避 坂道を転がり落ちていく青林檎
15
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詠み人知らず
遠目には滑らかそうな関係も 積み木のような術で成り立つ
15
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聴雨
うたのわに人の織りなす色ありてわがひと色の歌を灯さむ
16
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木綿
左へも右へも行けず上へ行く力もなくて布団にもぐる
7
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村上
無花果をぬるっとむいてプチッと食う田舎の朝はもぎたての秋
4
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あんて
傷一つ増えても何も変わらない ガラスの破片を素手で集める
26
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大足
冬の海わかりもしない脳幹で猿が座って哲学してたの
2
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たそがれ
嫌われる前に嫌って遠ざけた 人を愛する 勇気が欲しい
3
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高島津 諦
人生はいいことだってあるという希望が捨てられないのがかわいい
4
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詠み人知らず
足を踏む下手な歩幅が踏むいつも伏せた目何処も見れずに閉ざす。
1
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木綿
もういいよ、もういいんだというように 色あせていく夕暮れの街
14
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恣翁
都合よく 目は捕らふれど 我が姿 レンズは忠実 残酷なほど
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聴雨
そこここにちらりほらりと咲き初むる梅はや散ると見まがふは雪
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工藤吉生
ポスターを引きはがされて居残った画鋲のひとつが離さぬカケラ
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